![猫ひろしさんも出場(あべのハルカス60階で)](https://images.keizai.biz/abeno_keizai/headline/1510525929_photo.jpg)
日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で11月12日、階段垂直マラソン「2017Vertical World Circuit 大阪大会 HARUKAS SKYRUN(ハルカス スカイラン)」が開かれた。
【動画】2017Vertical World Circuit 大阪大会 HARUKAS SKYRUN
2009年に始まったバーティカル・ワールド・サーキットは、世界の主要都市の超高層ビルで開催されてきた階段を駆け上る階段垂直マラソン。ハルカスでは2016年12月にエキシビションレースが行われ、今大会が日本初の世界シリーズ本戦となった。
ハルカスランは、1階から60階の展望台まで1610段の階段を上るタイムトライアルレース。エリートランナーの部に43人、一般ランナーの部に約1500人が出場した。表彰式でハルカススカイラン応援団長を務めるSHINGO★西成さんもパフォーマンスを行い盛り上げた。
エリートランナーの部では、男子はピーター・ロボジンスキー選手(ポーランド)が8分34秒、女子は吉住友里選手(大阪)が10分14秒で、それぞれ前回のエキシビションレースに続いて優勝した。吉住選手は「生まれも育ちも大阪、地元なので勝ちたい思いがあったので優勝できてうれしい」と笑顔を見せる。
リオデジャネイロ五輪マラソン・カンボジア代表の猫ひろしさんは、ゲストランナーとして一般ランナーの部に出場した。タイムは11分18秒。猫さんは「あと10センチ背が高かったら世界新記録が出ていた」と笑いを誘い、「何となくコツをつかめたので次は2分くらい早くなる。40階くらいが一番きつかった」と振り返った。