通天閣近くの商店街「新世界市場」(大阪市浪速区恵美須東1)で9月16日、「セルフ祭」が始まった。
2012年にシャッター街になりつつある同市場を盛り上げようと始まったセルフ祭。「誰でも参加OK」を掲げる21世紀型の奇祭だ。会場に一芸ステージ、土俵が設けられ、アート作品の販売などが行われる。毎回、アーケード内に奇抜な装飾が施され、来場者からは「カオスすぎる」などとSNSを中心に大きな話題になっている。
初日はふんどしのテープカットで始まり、奇妙な儀式や奇抜な仮装をしている人たちの登場に観光客など来場者が驚いた様子だった。
実行委員でセルフ祭提唱者の異空間演出家コタケマンさんは「去年のテーマは質より量だった。今年は『元気』がテーマ」と話し、「明日は大雨の中で相撲を取る」とも。
開催時間は10時~18時。観覧無料。今月17日まで。