天王寺公園(大阪市天王寺区)内の日本庭園「慶沢園(けいたくえん)」で現在、カエデなどの紅葉が見頃を迎えている。
慶沢園は住友家の第15代吉左衛門が茶臼山本邸の庭園として造営したもので、1918(大正7)年に完成。1925(大正14)年、旧本邸敷地(現在の大阪市立美術館)、茶臼山と共に大阪市に寄贈された。面積は1万9800平方メートル。
11月26日・27日には、園内の四阿(あずまや)で真田幸村を題材としたさまざまな手作り作品を展示する「真田丸 天王寺展」(主催はABCクラフト)、長生庵で和の女性作家の作品展「月読みの和芸術」(主催はARTdeGENKI)が、それぞれ開かれる。
開園時間は9時30分~17時。月曜休園(祝祭日の場合は翌日)。入園料は、大人=150円、小中学生=80円。