近鉄アート館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)で7月29日~8月1日、「第二回あべの歌舞伎『晴(そら)の会』」が上演される。同29日、本番さながらのリハーサルをプレス向けに公開した。
「晴の会」は昨年、1997年から6年間開塾した松竹・上方歌舞伎塾の1期生だった片岡松十郎さん、片岡千壽さん、片岡千次郎さんが結成。今回は同じく1期生の片岡佑次郎さん、片岡りき彌さんが加わった。演目は上方落語「東の旅」を題材にした新作上方歌舞伎「伊勢参宮神乃賑」。会場は三面に客席を設ける。
昨年の公演が制作費がかさんで赤字だったことから、今回は歌舞伎業界初というクラウドファンディングで資金調達を行い、最低目標の100万円を超える178万円が集まった。
開演は、29日=18時、30日=11時・16時、31日=11時・16時、1日=11時。料金は一般6,500円ほか。