近畿日本鉄道は9月3日・4日、大阪阿部野橋駅~吉野駅間で9月10日に運行開始する観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の有料試乗会ツアーを実施する。同社が7月13日、発表した。
3両1編成で一般車両の6200系を改造した「青の交響曲」(定員65人)。1・3号車の座席は全て2列+1列のデラックスシートでサロン席(3~4人用)、ツイン席(2人用)も設置。2号車はバーカウンターを設けるラウンジ車両でスイーツやワインなどを販売する。停車駅は現在の特急と同じで、大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壺阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野の各駅。1日4便(2往復)運行で水曜運休。料金は大人=720円、小児370円に加えて普通運賃が必要。
有料試乗会ツアーは、Aコース(集合9時30分、大阪阿部野橋駅10時30分ごろ発~吉野駅12時12分ごろ着)とBコース(集合12時20分、吉野駅13時17分ごろ発~大阪阿部野橋駅15時2分ごろ着)を用意。専属アテンダントが乗車する。参加記念品として、試乗会参加記念証、同車両のトレーディングカード・パンフレット・グッズを進呈する。旅行代金は各コースとも、大人=8,000円、小児=6,690円、乳幼児=600円(座席指定、参加記念品は無し)。料金に近鉄往復運賃、特急料金(片道)、DX料金(片道)を含む。申し込みは近鉄駅営業所で7月14日~8月19日に受け付ける(満員になり次第締め切り)。