天王寺動物園(大阪市天王寺区)で10月3日、開園100周年記念イベント「ファン感謝デー」が始まった。
今年1月1日に迎えた開園100周年を記念した同園が開く感謝デーは、「てんのうじどうぶつえん 100年分の笑顔にARIGATO」がキャッチフレーズ。今年は夏に開園時間を延長する「ナイトZOO」、今月9日~11日に行う「プレミアムナイトZOO」(事前応募制で締め切り済み)など、さまざまな記念イベントを展開している。
天候に恵まれた当日は、天王寺公園エントランスエリア(愛称=てんしば)が今月1日にリニューアルオープンすることに合わせて設けた「てんしばゲート」前でミミナガヤヤギのメイちゃんなど100周年PR隊が出迎えた。アシカ、トラ、マレーグマなどの動物がエサを食べる様子などをスタッフが説明する「動物感謝ガイド」、アフリカ音楽などのライブ「ZOOミュージック」が行われ、多くの入園客を喜ばせた。レクチャールームでは、昨年死んだアジアゾウのドキュメンタリーでテレビ大阪で放映された「天王寺おばあちゃんゾウ春子 最後の夏」を上映した。
今月4日も感謝デーを開く。高校生の吹奏楽部がなどが出演する「ZOOミュージック」、「天王寺おばあちゃんゾウ春子 最後の夏」の上映会(10時~、13時~、15時~)などを予定する。
開園時間は9時30分~17時。入園料は、大人=500円、小中学生=200円ほか。