近鉄百貨店で5月13日、中元商品の予約受け付けが始まった。同日、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の本店で開店前に出陣式が開かれた。
出陣式では、浴衣やハッピ姿のスタッフが「笑顔で元気に頑張ろう!」の掛け声に「おう!」と拳を振り上げた。展望台「ハルカス300」のキャラクター「あべのべあ」も登場して客を迎えた。
本店ウイング館4階は改装し、9階にあったギフトサロンと商品券売り場を移設して「お中元ギフトセンター」を開設した。スタート時より約1200点のギフト商品を展示。売り場面積は420平方メートルで、昨年と比べた立ち上がり時の面積はほぼ倍に広がった。
今年のテーマは「食のトータルコーディネート」。12種の商品から好みの3種を組み合わせてオリジナルのギフトにできる「近鉄セレクトギフト」(5,400円)や、酒と食品などを組み合わせた商品などの新企画・新商品も展開する。アイテム数は約2000点。
本店の久保俊雄副本店長は「食のライフスタイルが多様化している。個性を出したものを贈りたいという要望が強いので意識している。(中元の)売り上げ目標は前年並みを想定しているが、それ以上を期待している」と話す。
8月5日まで(一部店舗除く)。