阿倍野区・天王寺区の4会場で8月9日~14日、国際児童青少年芸術フェスティバル「TACT/FESTIVAL(タクトフェスティバル)2011」が開催された。
子どもから楽しめる演劇・音楽・ダンスなどさまざまな舞台作品が公演された同イベント。今年は震災の影響で開催が危ぶまれていたが、プログラムを変更するなどして開催にこぎ着けた。
最終日には阿倍野区民センターで「変わりゆくあべの・天王寺の可能性」と題したオープンフォーラムが行われ、五島朋子さん(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター准教授)、中立公平さん(TACT/FESTプログラムディレクター、劇団KIO芸術監督)、山田宗司さん(天王寺SC開発株式会社社長)、和田一義さん(阿倍野筋1丁目東商店会会長)が登壇。五島さんはフェスの事例を紹介したほか、中立さんはタクトフェスティバルについて、山田さん・和田さんはこれからの天王寺・阿倍野地区の方向性などについて、それぞれ熱く語った。
併せて、「イフ ブランク」(石川県)によるペーパーワークショップなども催され、子どもなどが参加して紙の家を製作。デザイナーが製作した通天閣と大阪城も展示した。