天王寺動物園、ホッキョクグマの赤ちゃん誕生-同園で16年ぶり

天王寺動物園のホッキョクグマ「バフィン」(左)と「ゴーゴ」(1月29日撮影)

天王寺動物園のホッキョクグマ「バフィン」(左)と「ゴーゴ」(1月29日撮影)

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で11月25日、ホッキョクグマの赤ちゃんが生まれた。

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 同園のホッキョクグマは「ゴーゴ」(雄、9歳)と「バフィン」(雌、22歳)の2頭。バフィンはゴーゴのお嫁さんとして繁殖目的で浜松市動物園から2011年に来園。2頭は不仲と思われたが、昨年3月に初めて交尾したことを確認。今年も3月6日~11日に交尾が確認されたため、妊娠の可能性もあることから10月29日からバフィンの展示を中止して出産に備えた。現在、バフィンは産室で隔離飼育しているため飼育担当者も入室していないが、鳴き声で確認したという。頭数・性別は不明。

 同園でホッキョクグマの出生は16年ぶり。出産後の育児が難しく、国内では167頭出産した中で27頭しか成育していないという。バフィンに育児をさせるためには静かな環境が必要なため、ホッキョクグマ舎付近では静かにしてほしいと呼び掛けている。

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