天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で10月25日、マレーグマのハロウィーンイベントを開いた。
同園のマレーグマは「マーズ」(雄、11歳)と「マーサ」(雌、6歳)の2頭。昨年から、寝ている姿が「人間のおっさんみたい」とコメントされたり、木に登るのが得意など器用なところを見せたりして人気を集めている。イベントは今回が初めて。
当日は、飼育スタッフが用意したハロウィーンのカボチャに入ったレーズン、バナナなどをマレーグマが食べる様子を多くの人が見守った。木の上に置いたバナナが登る途中、振動で落ちる一幕もあった。
飼育スタッフは「昨夜は夕食を少なめにし、今日のイベントに備えた。カボチャに好物の蜂蜜を塗ったので抱えるかなと想定していたが計算通りにはいかない」と笑顔で話した。