あべのキューズモール(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)3階「P.L.T.(パティスリー・ラボ・ツジ)」で9月12日、和歌山県のフルーツを使ったスイーツの販売が期間限定で始まった。
同店は、辻製菓専門学校などを運営する辻調グループ(同区)の辻製菓技術研究所の学生が製造・販売する実習店舗。今回の企画は和歌山県と同グループが協働して地域活性化に取り組む「和歌山食材テロワール事業」の一環。同校の学生らは8月、和歌山県で生産地の見学や同校を卒業したパティシエなどと交流も行った。
販売するのは、「ハウスみかんのタルト」「イチジクとシャインマスカットのタルト」(以上400円)、「いちじくとピオーネのミルフィーユ」(380円)を予定。
学生は「(実際に会って)生産者の思いが伝わった。食材を無駄にしてはいけないと思った」と話し、同校担当者は「市場に行くことはあったが、生産地に行くことはなかったので学生たちはいい経験になった」とも。
営業時間は12時~18時(ケーキが売り切れ次第閉店)。和歌山産フルーツのスイーツは今月15日まで。