天王寺動物園、アジアゾウ「春子」をしのぶ会開催へ

7月30日に死んだアジアゾウ「春子」

7月30日に死んだアジアゾウ「春子」

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で9月23日、7月30日に死んだアジアゾウ「春子」(雌、推定年齢66歳)をしのぶ会が開かれる。同園事務所が10日、発表した。

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 春子は国内で2番目に高齢で、1950(昭和25)年4月14日にタイ王国から来園し60年以上の間、同園で過ごした人気者だった。ここ数年は白内障など加齢から来る衰えを見せていた。春子が死んでからはゾウ舎に8月、献花台が設けられ多くの人が好物の果物などを供えた。

 しのぶ会は毎年秋分の日、動物慰霊碑前で1年間の間に同園で死んだ動物を慰霊する「動物感謝祭」と併せて開く。園内のレクチャールームでゾウ担当者、春子の名付け親、約2年間の密着取材を行ったテレビ大阪のプロデューサーなどが出席して春子との思い出などを語り、春子を追ったドキュメンタリーも上映する予定。しのぶ会の開始時間は14時30分。動物感謝祭の開催時間は13時30分~14時。

 開園時間は9時30分~17時(9月の土曜・日曜・祝日は18時まで)。月曜休園(休日にあたる場合は翌平日)。入園料は、大人=500円、小中学生=200円、就学前児童、大阪市内在住・在学の小中学生、同市内在住の65歳以上は無料。

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