天王寺動物園(大阪市天王寺区)で6月1日、カバのテツオ(雄、30歳)をモデルに歯磨き教室など行うイベントが開かれた。主催は大阪府歯科医師会など。
今月4日~10日の「歯と口の健康週間」にちなんで実施。当日は子どもを中心に多くの見物客が見守る中、飼育スタッフがテツオの歯を洗車用のブラシを使って歯磨きを行い、小児歯科専門医による歯の磨き方の解説も行われた。毎年多くの人が見物するため、カバの様子を映すモニターも用意。素直に大きな口を開けるカバを見て驚いた表情を見せる子どももいた。
子どもたちを前に同医師会理事が今年の標語は「歯と口は 健康・元気の 源だ」と紹介し、「小学校の時の口の管理が将来の健康に大きく関わる。歯と口の健康の大切さを知る機会になれば」と話す。