通天閣が中心に立つ新世界(大阪市浪速区)で5月13日、北広島市立西の里中学校(北海道)3年の修学旅行生76人が北海道の特産品を路上販売する商人体験を行った。
商人体験を通じて旅行先の人と触れ合い、地元特産品を販売することで地元の良さを認識してもらうのが狙い。当日は3グループに分かれて、「夕張メロンゼリー」「白クマラーメン(円山動物園)」などの特産品を「北海道から来ました」「おしいいですよ」と大きな声を張り上げて販売。地元商店主ら約10人も手伝い、約1時間で用意した商品は完売した。
生徒らは「たくさん買ってくれた人がいてうれしかった」「大阪の人は温かい」「いい経験になった」などと話し、「大阪の人はツッコミで返してくれて面白い」の声も。
新世界では約3年前から商人体験が行われるなど、修学旅行生が訪れることが多くなっている。