通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)でビスケットの日の2月28日、来場客に「ビリケンクリームサンドビスケット」の配布が始まった。
ビスケットの日は、全国ビスケット協会が 1980 (昭和55)年に制定。1855年のこの日、パンの製法を学ぶために長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、同藩の萩信之助にパン ・ ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」 を送ったのがビスケットの製法を記した日本初の文書と伝えられている。
非売品のビリケンクリームサンドビスケット(5枚×3パック)の中身は、グリコ(西淀川区)の今年81周年を迎えるベストセラー商品「ビスコ」。これまで、パッケージに好きな画像を入れるサービス「スマイルビスコ」以外で「ビスコ坊や」でないキャラクターを入れたのは初めてという。
当日は、ビスケットPR隊として「カプすけ」と「ビリケンちゃん」のキャラクターが登場。ビスケットを展望台に鎮座する幸福の神様ビリケンさんに奉納した。通天閣観光の西上社長は「子どものころ散髪が嫌いだったが、散髪店でビスコがもらえるのが楽しみだった。(今回の商品は)できたらビリケットの名前にしてほしかった」と話した。
ビスケットは、大人入場券購入の先着5万人に1人1箱進呈する(割引き券との併用不可)。