天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で1月28日、昨年10月から展示を中止していたホッキョクグマ「バフィン」(雌、22歳)の展示を再開した
バフィンは2011年、ゴーゴ(雄、9歳)の「お嫁さん」として浜松市動物園から来園。昨年3月に交尾したことが初めて確認され、同園では大事を取って産室に入れて監視カメラで見守っていたが、ホルモン検査などで妊娠していないと判断して通常の飼育環境に戻した。これから午前にバフィン、午後にゴーゴと交互に展示する。ホッキョクグマの繁殖行動は1月末から6月ごろに見られるため、様子を見て同居させる予定。
初日はバフィンがプールで泳ぎ、おもちゃとして与えているガス管で元気に遊ぶ様子が見られた。バフィンの展示再開に会社を休んで来たという女性は「元気そうで良かった」と笑顔を見せた。