浪速区は、天王寺動物園などと取り組んでいる「新世界&天王寺動物園百年祭」のPRを目的に百年祭PRサポーターTシャツを制作した。同区役所で10月22日、同月27日に開催される「大阪マラソン」に出場する同区在住の人を応援ランナーに任命した。
同区の繁華街「新世界」が昨年7月、天王寺動物園が2015年と共に100周年に迎えることから、2010年に新世界&天王寺動物園百年祭協働委員会を発足。昨年の新世界100周年イベントなどで連携してきた。
同区は、大阪マラソンに出場する同区在住または在勤の人を対象に応援ランナーを公募。12人の応募があり、10人が任命式に参加した。同区から百年祭PRサポーターTシャツが贈られた。
サポーターTシャツは、新世界一帯で2011年から開催されているデザイン&アートイベント「ツムテンカク」の実行委員でファッションデザインなどを手掛ける高橋輝明さんがボランティアでデザイン。100周年の「100」と動物園の「ZOO」を掛け合わせたデザインで同園の人気ホッキョクグマ「ゴーゴくん」が描かれている。
玉置賢司区長は「マラソン当日にこのTシャツを着ることにより百年祭をPRしていただきたい。再来年1月に『新世界&天王寺動物園百年祭』の最終として天王寺動物園が100年を迎える。それに向けて地域・企業・行政が一体となって盛り上げて、周辺地域の魅力発信につなげたい」と話す。