東急不動産と東急不動産SCマネジメント(東京都渋谷区)は10月9日から、関西圏のモール型ショッピングセンター3施設の名称を「キューズモール」に統一する。10月1日、概要を発表した。
「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)が「あべのキューズモール」、「COCOEあまがさき緑遊新都心」が「あまがさきキューズモール」、「箕面マーケットパーク ヴィソラ」が「みのおキューズモール」とそれぞれ名称変更する。
名称を統一するのに併せ、これまで施設ごとに発行していたポイントカードも「キューズモールフレンズポイントカード」に統合。ポイントカードにも描かれたキューズモールのオリジナルキャラクター「アベーノアベーノ・アンド・ヒズ・ファニー・フレンズ」に「アマーガガ」(あまがさきキューズモール)、「ラ・ミノール」(みのおキューズモール)が新たに加わる。
3施設の賃貸面積は約15万平方メートルで店舗数は約500店。年間来場者数は約5000万人でカード会員数は約50万人(2012年度実績)。
同社は、関西圏で認知度の高い「キューズモール」ブランドに統一して、統一的なイベント施策や顧客基盤の整備を行い、広域集客やリピーターの獲得を目指すという。