阿倍野歩道橋の通称名「鮨屋萬助」に、3年間の命名権で

阿倍野歩道橋

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 大阪市は9月18日、阿倍野歩道橋ネーミングライツのパートナー企業が7月に候補者として発表していた「小鯛雀鮨鮨萬」(西区)に選定したと発表した。同社が提案した「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋 (すしやまんすけあべのほどうきょう)」が通称名になる。

鮨屋萬助・阿倍野歩道橋のデザイン

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 歩道橋ネーミングライツ(命名権)は大阪市建設局が収入を道路の維持管理などに活用することが目的。同局が管理する125の歩道橋を募集。今年6月から、梅田歩道橋はロート製薬(生野区)がパートナー企業となり通称名が「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」となった。

 阿倍野歩道橋は上から見ると阿倍野の頭文字「a」に見えるデザイン。今年4月、2009年から阿倍野再開発事業で進められていた架け替え工事が終わり完成した。日本一高いビル「あべのハルカス」、JR天王寺駅の駅ビル「天王寺ミオ」、あべのキューズモールなどで構成する「あべのキューズタウン」などを結ぶ。契約はこれから締結する予定で期間は3年間。契約料は年間360万円。

 小鯛雀鮨鮨萬は1653(承応2)年に鮮魚商として開業してから続く老舗のすし店で、「すし萬」など大阪市内を中心に店舗展開。あべのハルカス近鉄本店にも出店している。通称名の「萬助」は同社の創業者の名前という。

 同社担当者は「360周年を迎える記念事業として、これまで大阪で商売してきた感謝の気持ちで応募した」と話す。

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