近畿日本鉄道は9月17日、来春グランドオープン予定の日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)に設ける展望台「ハルカス300(さんびゃく)」のロゴマークとマスコットキャラクターを発表した。
同ビルは地上高さ300メートルで地下5階地上60階建て。今年6月、近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」に名称変更して地下2階~14階に一部先行オープンした。グランドオープン時には大阪マリオット都ホテル、オフィスなどなどが入居予定。
展望台は58階~60階部分で360度がガラス張り。面積は3フロア合わせて約3780平方メートル。グッズ売り場やカフェレストランの開設も予定する。営業時間は10時~22時。入場料金は、大人=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。当日券のほか、日付と時間を指定できる「日時指定券」(個人料金に500円加算)も事前に販売する予定。
発表されたキャラクターの愛称は「あべのべあ」。地上300メートルの空に住む「空もよう」の熊。誕生日が8月30日で男の設定。展望台のPR活動でさまざまなイベントに登場する予定という。
展望台のロゴマークは、空飛ぶ空をモチーフに「ハルカス300」の300の数字と笑顔を表現した。
同ビルのグランドオープン日は発表されていないが、あべのハルカス美術館(16階)の開館日は先月、来年3月22日と発表。会見で「美術館の開館を前にグランドオープンできれば」と広報担当者は話していた。