天王寺動物園サスティナブルガーデンで9月10日、天王寺小学校の3年生38人がニンジンの収穫や種まきなどを体験した。
今年6月に2年生が種まきをしたニンジンを収穫。なにわ伝統野菜の天王寺蕪(かぶら)、田辺大根などの種まきも行った。同校では昨年から授業の一環で種まきや稲刈りを児童が行っている。収穫されたニンジンは、児童がヒツジとヤギに与えて喜ぶ様子が見られた。収穫などはボランティアのグリーンコーディネーターが児童に指導。レクチャールームで食育などの講話も行った。
同園ではゾウのふんを有機堆肥にして使い、収穫した野菜などは動物のエサにしている。
種まきした天王寺蕪などは11月ごろに収穫する。天王寺公園で天王寺蕪を使った料理を振る舞うイベントも予定する。