天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)サスティナブルガーデンで6月21日、天王寺小学校の2年生40人が田植えと種まきを行った。
同校の田植えなどは昨年から、授業の一環として行っている。当日は、グリーンコーディネーターなどのボランティアスタッフの指導で田植えやニンジン・ラディシュなどの種まきを児童が体験し、食育についても学習した。
夏に野菜の収穫、秋に稲刈りも予定。刈られた稲は同園で正月に飾る「しめ縄」にする。栽培には、同園のゾウのふんを有機堆肥にして使い、収穫した野菜などは動物のエサにする。
田植えなどを体験した児童は「楽しかった。(田植えをした時は)顔から落ちそうになった」とほほ笑む。