新世界と天王寺動物園で9月7日、全国から「ゆるキャラ」101体が集まるイベント「第6回 百年縁日」が開催される。主催は新世界串かつ振興会と新世界100周年実行委員会。

「ビリケンちゃん」と「くしたん」

　同イベントは新世界・通天閣の基となる遊園地「ルナパーク」開業から今年7月で101周年を迎えたことを記念して企画。百年縁日は2011年に始まった「ゆるキャラ」が登場するイベントで、100周年を迎えた昨年、100体が登場して盛り上がった。

　同所の名物・串かつをPRするキャラクター「くしたん」の友達100体を集めようと今年3月に会見を開いた。最初に参加を表明したのは同所に度々訪れている「くまモン」（熊本県）。現在、「バリィさん」（愛媛県）、「いしきりん」（石切参道商店街）、滝ノ道ゆずる（箕面市）などの参加も決まっている。

　通天閣では7月31日、窓面に大きく「百年縁日 ゆるキャラ大集合」と掲出。同塔の展望台に鎮座する幸福の神様ビリケンさん（3代目）をモチーフにしたキャラクター「ビリケンちゃん」が参加を表明した。

　同振興会の加藤優輝さんは「参加する101体のめどは付いた。ほかにも『串の日』（9月4日）にちなんだ串かつのイベントも考えている」と話す。