阿倍野で11月23日・24日、街歩きイベント「安倍晴明 白狐伝説祭~天才陰陽師のルーツをたずねて~」が開催された。主催は近畿日本鉄道・東急不動産・JR西日本で構成するWelcoming(ウェルカミング)アベノ・天王寺キャンペーン事務局。
阿倍野生まれといわれる陰陽師・安倍晴明をテーマに開催したスタンプラリー。ラリーポイントは、あべのキューズタウン、阿倍王子神社、安倍晴明神社、聖天山公園。今年5月には、真田幸村をテーマにしたクイズラリーも行い、街歩きイベントは2回目。
阿倍王子神社では、普段は公開していない安倍晴明などが描かれた掛け軸4点、書籍10点、絵巻物が公開された。平安時代をイメージした創作料理「晴明大なべ粥(かゆ)」も各日300人に振る舞われた。
あべのキューズタウンでは、小弓(こゆみ)・独楽(こま)の平安時代の遊びを体験できるコーナーを展開したほか、晴明の母にまつわる話を紙芝居で上演した。
会場には、晴明のコスプレモデルも登場。聖天山公園では、「あのんくん」「てのんちゃん」(同キャンペーン)、「あべのん」(同区)、「ももてんちゃん」(天王寺区)、「ゴーゴくん」(天王寺動物園)、「地球戦士ゼロス」(浪速区)のご当地キャラも登場した。
参加者は両日合わせて3500人。「安倍晴明が好きで参加した」と話す母娘の姿も見られた。