通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)ネオンが11月1日、「子ども虐待防止・オレンジリボン運動」に賛同して当日限定でオレンジ色にライトアップされた。
同運動は、2004年に栃木県小山市で2人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から投げられて亡くなった事件が起き、同市の団体「カンガルーOYAMA」が「二度とこのような事件が起こらないように」との願いを込め、2005年にオレンジリボン運動を始めた。2006年からは「児童虐待防止全国ネットワーク」が総合窓口を担い、全国的なキャンペーンを行っている。11月は児童虐待防止推進月間。
通天閣はホームページで「通天閣を、オレンジ色にライトアップすることで、一人でも多くの人に児童虐待防止に関心を持ってもらい、何ができるかを考え、また、行動を起こしてもらおうという、きっかけにしていただきたい」と今回の賛同理由を公開している。
通天閣ネオンは、「世界糖尿病デー」で青色、「乳がん早期発見啓発」でピンク色、「世界エイズデー」で赤色にと、それぞれのシンボルカラーに合わせたライトアップで啓発運動に協力してきた。