通天閣の親ゆび姫がニックネームの演歌歌手・吉野悦世さんが8月22日、キングレコードからCD「三つの拍手～Three Cheers～」でメジャーデビューを果たした。

吉野さんのメジャーデビューに新世界100周年実行委員会・松本委員長が祝福

　吉野さんは、通天閣地下の劇場・スタジオ210で毎週月曜に催される「通天閣歌謡劇場」に月1回の割合で出演。故・ミヤコ蝶々さんの最後の弟子で舞台女優としても活動し、今月は新歌舞伎座で「舟木一夫特別公演」にも出演していた。これまで、「Around The New World ～新世界巡り～」「だ～い好っきゃねん通天閣」のご当地ソングを歌うことから、新世界のイベントに度々参加している。

　通天閣歌謡劇場に出演した9月24日、新世界100周年実行委員会・松本芳夫委員長が祝福に訪れ、「これまで新世界のイベントに協力してくれた。新世界で新曲発表イベントをしよう」と持ち掛けた。新世界で唯一のCD販売店が最近閉店したこともあり、地元商店主の呼び掛けで急きょ吉野さんのCDをジャンジャン横丁の大西たばこ店で販売することが決まった。

　吉野さんは今月30日、スパワールド世界の大温泉3階大広間で歌謡ショーも開く。開演は13時と16時。観覧無料（入館料別）。