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通天閣ネオンが全面点灯-節電で約3カ月ぶりに

通天閣ネオンが全面点灯

通天閣ネオンが全面点灯

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 6月21日から消灯または部分点灯していた通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)ネオンが9月8日、全面点灯された。

通天閣ネオンが全面点灯

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 6月21日と7月7日に地球温暖化を防止のためライトアップ施設を消灯する「ライトダウンジャパン2012」に参加してネオンを完全消灯。今夏は電力不足が懸念される中、ネオン広告のスポンサー・日立製作所と通天閣観光の申し合わせで四方の看板、ライトアップ照明を消灯していた。

 同ネオンは昨年、LEDにリニューアル。総本数1940本、LED総数1万9650個で広告のサイズは横幅約5.2メートル、高さ約45メートル。消費電力量はリニューアル前と比べて約半分になっているという。季節ごとに6色で展開し、11月までのカラーは金色(稲穂のイメージ)。点灯時間は日没の10分前~23時30分。

 日立製作所がネオンを掲出したのは、通天閣(現在の2代目)が開業した翌年の1957(昭和32)年。通天閣観光が費用回収を目的にスポンサーを探していたときに、当時の幹部が「家電をやる以上は、家電発祥の地である大阪に日立を示したい」との強い意向から、賃貸借契約を締結した。

 地元商店主の近藤正孝さんは「通天閣は大阪、新世界のシンボル。いつも明るく輝いてほしい」と話す。

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