天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)花といこいの広場で7月18日、天王寺小学校2年の児童37人が野菜の収穫体験を行った。
当日は、先月も同じ児童が行った種まきでなったラディッシュやゴーヤ、スイカなどを収穫。収穫したばかりのスイカを試食した。
同園では、ゾウのふんを専用の処理機で有機堆肥に変え、同広場のサスティナブルガーデンで野菜などを育てている。実った野菜は動物の餌にしている。
レクチャールームで講義も行われ、児童から同園の高橋雅之園長へ収穫した野菜が贈られた。高橋園長は「動物を代表してお礼を言いたい」と話し、「本当に無駄なものはなかなかない」とリサイクルの説明も。ボランティアのグリーンコーディネーターは、野菜の調理法などを教えた。
児童は、収穫したばかりのスイカをホッキョクグマの「バフィン」(メス)に飼育スタッフが与える様子も見学。スイカを食べる姿を見て喜んでいた。