天王寺動物園で小学生が田植え・種まき体験-ゾウのふん堆肥に

天王寺動物園で田植えを指導される児童

天王寺動物園で田植えを指導される児童

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)花といこいの広場で6月18日、天王寺小学校2年の児童37人が田植えと種まきを体験した。

天王寺動物園で田植えを体験する児童

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 当日は、広場のサスティナブルガーデンで、田植えとニンジン、ラディッシュなどの種をまいた。児童にはボランティアのグリーンコーディネーターが指導。初めての田植え体験で喜ぶ様子が見られた。レクチャールームではリサイクルなどの講義も行った。今後実った苗などの収穫体験も予定しているという。

 同園では、ゾウのふんを専用の処理機で有機堆肥に変えている。水は雨水を溜める工夫も。実ったニンジンはシマウマやヤギ、米は鳥、それぞれエサになる。

 「休日に子どもに体験させることはあったが、授業の一環としては初めて。校区の天王寺小学校と連携できてよかった」と同園スタッフ。

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