天王寺動物園(大阪市天王寺区)が12月2日、来年1月1日に迎える110周年の記念事業を発表した。
2025年1月1日は天王寺動物園の開園110周年を記念して無料開園
同園は1915(大正4)年1月1日、国内3番目の動物園として開園。2021年には、大阪市営から経営形態を地方独立行政法人に変更した。
1月1日は無料開園を行い、先着3000人に開園記念日ポストカードの進呈、OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校の学生がラッピングをデザインした同園所有のハイエース(動物輸送車)のお披露目、小学生以下が対象の子ども用ユニホームでの撮影会(9時45分~12時15分、13時30分~16時30分、計110人限定)、キリンのハルカスお誕生日会(13時15分~13時30分)、向井猛園長による記念講演会(11時15分~12時15分)などの記念イベントを展開する。
併せて、2025年にさまざまな110周年イベントを開催することも明らかにし、12月24日から110周年記念ロゴを盛り込んだオリジナルグッズを発売すると発表した。
「大阪・関西万博」の開催期間中、万博チケット(入場パス含む)を提示すると大人500円の入園料を450円に割り引くほか、国内外の来園客に対してのインフォメーションセンターを設置する予定。
向井園長は「万博で国内外からのお客さまがたくさん来ると思うので、おもてなしをしっかりやりたい。歴史ある110周年で、私も重責を感じている。さまざまなイベントを行うので楽しんでほしい」と呼びかける。
開園時間は9時30分~17時。月曜休園(休日の場合は翌日)。