「あべのマーケットパーク キューズモール」開業1年-2700万人が来館

あべのマーケットパーク キューズモールが開業1年

あべのマーケットパーク キューズモールが開業1年

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 東急不動産と東急不動産SCマネジメント(以上、東京都渋谷区)が4月27日、商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の開業から1年間の営業概況などを発表した。

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 キューズモールは昨年4月26日にグランドオープンした店舗面積約6万900平方メートル、店舗数約250店舗の商業施設。

 主な状況(2011年4月26日~2012年4月25日)は、来館客数約2700万人(年間計画 1700万人)、売上高約450億円(年間計画 400億円)、ポイントカード会員数約41万人(年間計画 25万人)と、当初の計画をそれぞれ上回った。

 SHIBUYA109ABENO、東急ハンズ、イトーヨーカドー、ユニクロ、ABCクラフトなどの大型テナントも好調だという。

 客層はファミリー、主婦、学生など幅広く、大阪府内在住が約9割、大阪市内在住が半数以上、阿倍野区を中心とする大阪市南部の人が市内の中でも約8割を占める。

 計画を上回ったポイントカードはオリジナルキャラクター「アベーノアベーノ」などを施した9種類を用意。アポロシネマ8、大阪市立美術館、スパワールド世界の大温泉などで特典が受けられるなど周辺施設との連携も強めている。

 同施設では、地域密着施策「あべのスマイルプロジェクト」も展開。カードポイントを活用し、天王寺動物園にケープハイラックスを寄贈。大阪市立病院小児病棟に絵本を寄贈する活動も進めている。今年から近鉄百貨店阿倍野店との連携で共同キャンペーンなども始めた。

 開業2年目は近畿日本鉄道・JR西日本と共に阿倍野・天王寺エリアのイメージ向上を目的にした「Welcomingアベノ・天王寺キャンペーン」を積極的に推進していくことも発表した。

 「好調を維持するためにサービス力の向上を目指し、従業員教育も積極的に行う」と広報担当者は言う。

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