新世界&天王寺動物園百年祭協働委員会は2月10日、今年7月3日に100周年を迎える新世界で開催する「新世界100年まつり」の公式キャラクターに漫画「キン肉マン」が決定したと発表した。
キン肉マンは、超人・キン肉スグルが主人公の格闘漫画で作者はゆでたまご。コミック雑誌「週刊少年ジャンプ」の連載で1980年代にブームになった。現在は週刊プレイボーイ公式サイト「週プレNEWS」で連載中。
ゆでたまごは、大阪出身の嶋田隆司さんと中井義則さんの共同ペンネーム。中井さんは浪速区出身で、父親は通天閣の建設に関わるなど同地への思い入れが深い。二人は高校の同級生。新世界など周辺で青春時代を過ごした。新世界は「キン肉マン?世」(キン肉マンの続編)の中で物語の舞台にもなっている。
100周年イベントの目玉として、キン肉マンとのタイアップ企画を進めてきた新世界100年まつり実行委員会は昨年、新世界キン肉マンプロジェクト推進委員会を立ち上げて会合を重ねてきた。
6月29日(キン肉の日)にセレモニー、7月3日に新世界・通天閣100周年記念式典、7月28日(なにわの日)・29日に「新世界100周年キン肉マンまつり」も予定。3月20日のイベント「日本橋ストリートフェスタ」でキン肉マン&百年祭パレードなども行う。
南海電鉄、阪堺電車、通天閣、スパワールド世界の大温泉なども記念事業を企画する。
今月13日には、嶋田さんが同委員会メンバーと共に橋下徹大阪市長を表敬訪問する予定。
詳細は今後、新世界100年まつり実行委員会公認サイト「新世界ネット」などで公開する。