天王寺動物園のアジアゾウ「春子」に特製ケーキ-来園61周年祝う

ケーキをプレゼントされたアジアゾウ「春子」

ケーキをプレゼントされたアジアゾウ「春子」

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 天王寺動物園(天王寺区茶臼山町)で4月10日、アジアゾウ「春子」の来園61周年を祝い、特製ケーキがプレゼントされた。

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 春子は推定63歳の雌で体重は約3.5トン。1950(昭和25)年4月14日にタイから「ユリ子」(2000年に死亡)とともに来園した。高齢による白内障で右目がほとんど見えていない。日本の動物園において1カ所で飼育されるアジアゾウの飼育年数の最長記録を更新している。

 当日は東日本大震災の犠牲者を追悼して約1分間の黙とうの後、ゾウは警戒心が強く、親しくなるのに10年くらいかかるなどのエピソードを飼育員が披露。食パンにリンゴ、イチゴ、ニンジンを飾りつけて年齢の「63」が記されたケーキを食べると来場者から大きな拍手が送られた。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、大人=500円、中学生以下・65歳以上などは無料。

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