通天閣(大阪市浪速区)が夏至の日の6月21日、夜間に点灯するネオン広告を消灯した。
環境省が地球温暖化の防止のため、ライトアップ施設や家庭の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」(啓発期間は6月21日~7月7日)。通天閣を運営する通天閣観光(同)と広告スポンサーの日立製作所(東京都千代田区)は趣旨に賛同し、同キャンペーンが始まった2003年からネオンを消灯することで参加している。
通天閣のネオン広告は、日立が1957(昭和32)年から掲出している大阪の名物的な存在。2011年にはLEDに改修して消費電力を抑え、季節に応じた6色に変化するようになった(5月~6月は若葉をイメージした緑色)。
消灯は七夕の日の7月7日も行う。