大阪市立美術館(大阪市天王寺区、天王寺公園内)で4月12日、日本と中国の名筆を集めた特別展「王羲之から空海へ 日中の名筆 漢字とかなの競演」が始まる。
同館80周年と日本書芸院創立70周年を記念して開催。中国書蹟は王羲之から歐陽詢(おうようじゅん)ら初唐の三大家、蘇軾(そしょく)ら宋の四大家を経て明末清初の王鐸(おうたく)らに至る大家の作品約90点、日本書蹟は空海ら三筆、小野道風ら三跡から「高野切(こうやぎれ)」をはじめとする平安古筆の名作を経て江戸時代に至る約120点をそろえる。同展全体で国宝や重要文化財を含む約230点(期間中、展示替え有り)を展示する。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館(休日の場合は翌平日)。入館料は、一般=1,300円、高校・大学生=1,000円、中学生以下ほか無料。5月22日まで。