日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が3月7日、グランドオープンから2周年を迎えた。
同ビルを運営する近鉄不動産(天王寺区)よると、この1年間(2015年3月7日~2016年3月6日)の来館者数は、展望台=約195万人、百貨店=約3280万人、オフィス=約228万人、ホテル=約65万人、美術館=約32万人、その他=約124万人で計約3924万人。全体の来館者数は開業日から1年間の4273万人を下回ったが、「想定は3800万人だったのでそれよりは上回った。展望台などで外国人旅行者が増加傾向」と広報担当者。
同社は、昨年10月にリニューアルオープンした同ビル近くの天王寺公園(天王寺区)エントランスエリア(愛称=てんしば)の管理・運営も行っており、周辺のにぎわい創出にも取り組んでいる。