天王寺動物園(大阪市天王寺区)で11月1日、同日から着用した同園スタッフの新ユニホームが披露された。
同園では11月1日と臨時開園する2日、飼育スタッフが動物についてのトークなどを行う「秋の動物フェスティバル」を展開。1日はステージで牧慎一郎園長らが新調したユニホーム姿で登場した。約100人の子どもたちが参加したじゃんけん大会も行われ、優勝者の女児は「一日園長」としてミミナガヤギ、レッサーパンダなどに餌を与える仕事を行った。
同園のユニホームはこれまで、大阪市の作業服だったが、新ユニホームは今年1月1日に開園100周年を迎えることで一新したロゴマークや迷彩柄を施して動物園らしくした。帽子リボンは飼育、本園、獣医師、管理の4種に色分けされている。対象の職員は106人。
牧園長は「動物園はサービス施設なので、お客さんに気持ちよく過ごしてもらえるために気を引き締めてサービスする目的で新調した。100周年も良いタイミングだった。デザインなどの意見は女性職員のアイデア。ゾウは新しいユニホームに最初は警戒していた様子だった」と話す。