通天閣(大阪市浪速区)の屋上に12月下旬、新たな展望スペース「天望パラダイス」がオープンする。10月6日、工事に入った。
新たな展望スペースは地上高さ100メートルの同塔屋上部分で、天気予報のネオンサイン下に位置する。屋根は設けず、開放的なスペースにする。定員は30人程度。入場はオプション料金を想定し、貸し切りも検討している。
通天閣(現在の2代目)は来年10月28日、開業から60年を迎える。記念事業として避雷針を付け替え、避雷針を含めた高さを現在の103メートルから、煩悩の数に合わせた108メートルにする構想もある。子どもの日の時期にこいのぼりを飾るなどの案もでているという。