新世界のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区)に新たな展望スペースが設けられることがわかった。
新たな展望スペースは地上高さ100メートルの同塔屋上部分で天気予報のネオンサイン下に位置。来月から工事に入り、年内に完成する予定。屋根は設けず、開放的なスペースにするという。入場はオプション料金を想定。屋上は普段使われていないが、毎年節分の前に行われる恒例行事「節分福豆まき」で豆まきを行う場所としてメディアに登場することが多い。
通天閣を経営する通天閣観光の西上雅章社長は「今までのガラス越しでない、風を感じる爽快感を感じてほしい。名前は『天望パラダイス』。カップルに貸し切ることなども考えている。新世界の中心で愛を叫んでほしい」と話す。