天王寺動物園(大阪市天王寺区)で6月14日、ホッキョクグマ「モモ」の生後6カ月を祝うイベントが開かれた。
モモはゴーゴ(雄、10歳)とバフィン(雌、23歳)の間に昨年11月25日、同園で誕生。3月から一般公開され、多くの見物客が訪れる人気者になっている。
ホッキョクグマは生後半年を迎えると成育(繁殖が成功)したと見なされるが、生後の飼育が難しく、国内の動物園で一昨年までに出生した167頭のうち27頭しか成育していないという。
今回のイベントは同園の100周年記念イベントの第4弾。当日は新しく用意したおもちゃのほか、普段は寝室で与えている牛肉などのエサも用意。母親のバフィンと共に登場したモモは元気に動き回り、何度もプールに飛び込むなど元気な姿を見せ、多くの見物客を喜ばせていた。