経済産業省中小企業庁は3月27日、地域の発展に貢献している商店街の取組事例を紹介する「がんばる商店街30選」を選定したと発表した。がんばる商店街に文の里商店街(大阪市阿倍野区)が大阪で唯一選ばれた。
同商店街は2013年8月から、店頭などに電通関西支社の若手クリエーター約60人が研修目的で手掛けた52店のPRポスターを掲出する「商店街ポスター展」を実施。ビキニ姿の女性の写真を使った鶏肉店の「いいムネあります。」、薬局の「アホにつける薬はあれへん。」などユニークで笑える作品がテレビなどに取り上げられ、ネット上でも大きな話題になった。
文の里商店街協同組合の江藤明理事長は「選ばれたことはびっくりした。それよりも担えるように頑張らないとと(商店主同士で)語り合った」と話した。「(ポスターを掲出して)1年以上たつが、今でも遠方から見に来る人がいる」という。