天王寺動物園(大阪市天王寺区)で3月10日から公開予定のホッキョクグマの赤ちゃん(雌)が9日、報道陣に公開された。
昨年11月25日、ゴーゴ(雄、10歳)とバフィン(雌、23歳)の間に誕生した体長約70センチの赤ちゃん。これまで母親のバフィンと一緒に産室で過ごしていた。ゴーゴは3月2日、繁殖を目的に貸し出すブリーディングローンでアドベンチャーワールド(和歌山県)に出園。ゴーゴが居なくなった放飼場の清掃や転落防止対策を施し、赤ちゃんの公開に備えた。
当日はバフィンと共にぬいぐるみのような赤ちゃんが放飼場に登場した。初めて放飼場に出すこともあり、飼育スタッフが総出で見守っていた。
バフィンと赤ちゃんの公開時間は9時30分~16時を予定。体調などで変更する場合あり。