新世界のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区恵美須東1)で12月1日、ネオンをクリスマスバージョンにライトアップする「ツリー天閣」が始まった。
クリスマスバージョンは、LED約2万個で全体をモミの木(青緑色)のイメージに演出。青・赤・緑などの光も所々に点灯する。同塔のネオンは現在の2代目通天閣が再建された翌年の1957(昭和32)年に広告スポンサーの日立製作所が掲出して始まり、以来大阪の名物ネオンになっている。2011年にほとんどのネオン管をLEDに変更。季節に応じて6色に変化するほか、啓発運動のシンボルカラーにライトアップすることもある。
通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光副社長は「新世界一のクリスマスツリー。夜の通天閣を見てクリスマス気分を味わってほしい」と話す。
点灯時間は日没~23時。クリスマス仕様は12月31日まで。