大阪市立阿倍野区民センター（大阪市阿倍野区阿倍野筋4）2階大ホールで12月6日、公園猫について考えるセミナー「映画に学ぶまちづくり」が開催される。

　当日は、野良猫をめぐる諸問題をボランティアなどの住民自治活動で解決した数々の場面などで構成されるドキュメント映画「みんな生きている ～飼い主のいない猫と暮らして～」を上映。同作の泉悦子監督や取材協力した練馬区地域猫推進ボランティアのトークショーも開く。

　主催は大阪市で、公園猫適正管理推進サポーター連絡会との共催。地域内での猫と住民の共生や街づくりをテーマに開催する。大阪市は公園に生息する飼い主のいない猫を増やさない「所有者不明ねこ適正管理推進事業」を2010年から実施し、地元の合意で避妊去勢手術を行うなどの取り組みを行っている。飼い主がいる「飼い猫」、屋外で生息する「所有者不明猫（野良猫）」に加え、同事業の対象で地域での生息が認められた「街猫」に分類している。

　開催時間は13時～16時（開場は12時30分）。入場無料。