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ファッションデザイナーが手掛けた「ふんどし」、新世界の婦人服店で陳列

ふんどしブランド「御褌」を手掛ける高橋輝明さん

ふんどしブランド「御褌」を手掛ける高橋輝明さん

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 通天閣近く・新世界市場内の婦人服店「なにわ小町」(大阪市浪速区恵美須東1)2階で8月6日、ふんどしブランド「御褌(おふんどし)」の陳列が期間限定で始まった。

ふんどしブランド「御褌」

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 アニマル柄の婦人服が並ぶ店としてメディアに登場することも多い同店。普段は店として使っていない2階で、昨年も不定期に行ったふんどしの陳列を始めた。同ブランドのデザインを手掛けるのがファッションデザイナーの高橋輝明さん。10年ほど前に一発芸に使うふんどしを作り、5年前にイベント展示用のふんどしも手掛け「ふんどしアーティスト」と呼ばれた。昨年、実用的なふんどしを商品化した。

 同店は高橋さんの母親が店長を務める。昨年から、文の里商店街(阿倍野区)で話題になっているユニークなポスターでそれぞれの店をPRする「商店街ポスター展」は新世界市場で最初に開かれた。高橋さんの店のポスターは、「締めつけていちゃ下は育たない。」「らくちん。」などコピーライターが考えたキャッチフレーズが描かれた本物のふんどしを使ったもので、2回盗難に遭ったことでも話題になった。

 「御褌」には6つのシリーズがあり、キャッチフレーズが描かれた「盗難」、5つの和柄を施した「5J」、反物の生地を使った淡い色の「粋彩」など。価格帯は1,500円~6,000円程度。

 高橋さんは「今までにないかっこいいものを作ろうと思った。素材もかなりこだわっている。最初は抵抗があったが、ふんどしでないとダサいくらいの領域に持って行きたい」と意気込む。

 営業時間は12時~19時。木曜定休(臨時休業の場合有り)。ふんどしの陳列(2階)は8月末ごろまで。

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