日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の展望台「ハルカス300」が6月1日~8月31日の3カ月間、営業時間を繰り上げる。5月21日、近畿日本鉄道が発表した。
展望台の営業開始時間を現行の10時から9時に、お盆期間の8月9日~17日は8時30分と発表した(22時まで)。連日、多くの人が来場しているからという。グランドオープンした3月は当日券を扱わない完全予約制だったが、当日券を4月1日から扱うようになってからさらに多くの人が来場するようになった。ゴールデンウイーク中は2階チケットカウンター前に当日券を求める長蛇の列ができ、整理券を配布して対応。最大で約6時間の待ち時間が発生した。
併せて、5月7日から実施している地上高さ300メートルの屋上に入場できるオプションサービス「ハルカス300ヘリポートツアー」も引き続き実施すると発表。同社は5月の利用状況などで引き続き実施するか検討すると発表していた。実施時間は9時10分~18時20分の間で1日10~12回。定員は各回30人。申し込みは展望台のインフォメーションカウンター(60階)で当日受け付ける。所要時間は約30分。価格は一律500円。天候不良などで中止の場合あり。
展望台の入場料金は、大人(18歳以上)=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。日時指定券は一律500円加算。