愛染堂・勝鬘院(大阪市天王寺区夕陽ヶ丘町)で6月30日~7月2日、大阪三大夏祭りの一つ「愛染まつり」が開かれる。現在、祭りを盛り上げる「愛染娘」の募集を行っている。
愛染まつりは、関西で最初に浴衣を着ることから別名「浴衣まつり」とも呼ばれ、「天神祭」「住吉祭」と並ぶ大阪三大夏祭り。浴衣を着た愛染娘は、マスコミ各社を回る広報活動や祭りの期間中にお守りの授与などを行う。初日に愛染娘が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠パレード」が恒例。
愛染娘の応募資格は18歳以上の健康な女性で、浴衣を自分で着付けできる、または着付けを頼める人がいることが条件。採用の基準は美人コンテストと違い、「より多くの人に福と愛を授けられる愛嬌(あいきょう)のある人」。毎年約300人の応募があり、10人をオーディションで選ぶ。採用者には浴衣が進呈される。応募締め切りは5月15日。詳細はホームページで確認できる。