3月7日にグランドオープンした日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が3月7日~31日の25日間の来場者数は約356万人だった。事業主の近畿日本鉄道が4月1日、発表した。
内訳は、展望台「ハルカス300」=約17万人、大阪マリオット都ホテル=約6万人、あべのハルカス美術館(同7日~9日、22日~31日)=約3万人、オフィス=約2万人、百貨店「あべのハルカス近鉄本店」=約323万人、その他=約5万人。
展望台は3月中が当日券を販売しない完全予約制で大きな混雑はなかったが、当日券の販売を始めた4月1日は午前中に約400人が並ぶ様子が見られた。
同ビルは地上高さ300メートル(地下5階地上60階建て)で、延べ床面積は約30万6000平方メートル。
近畿日本鉄道は、来場者数が年間4740万人と予想している。