あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)ウイング館9階催会場で3月27日、宮城県石巻市の高校生が運営する『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』が催事出店した。
「縁活」のボランティアが制作した「 」(かぎかっこ)を模した撮影スポット
2012年6月から、石巻の地元高校生が中心となって運営する「いしのまきカフェ」。催会場で同日から開かれている「雑誌ミセスが選んだ隠れた味・うまい味」会場にブースを設けた。2月に発売した南三陸沖で捕れるサンマとタイを使ったレトルトカレー「いしのまきカレー」(2食入り、1,200円)を販売し、少量の試食(募金として300円要、各日限定80食)もできる。今回は近鉄本店で市民活動団体などとボランティアがさまざまなプログラムを展開する「縁活」の一環で招いた。
タワー館7階森の広場では、缶詰のラベルに石巻へのメッセージを書くワークショップも開く。参加費は500円で、ラベルと交換で「くじら大和煮缶詰」を進呈。ほか、同階の街ステーションに「縁活」のボランティアが制作した「 」(かぎかっこ)を模した撮影スポットを設け、6階に同カフェの活動を紹介する展示物も用意した。
今回の出店にはいしのまきカフェで働く高校生6人が参加。「(用意したカレーを)完売したい」「かぎかっこのブースもあるので見てほしい」「石巻でこういう活動している高校生がいることをたくさんの人に知ってほしい。くじら缶も食べてもらえれば」などと話す。「(あべのハルカスの)展望台に上るので楽しみ」とも。
いしのまきカフェの出店とワークショップなどは28日も開く。開催時間は11時~17時。