飛田新地にある元遊郭の料亭「鯛(たい)よし百番」(大阪市西成区山王3)で8月1日、「夏休み親子見学会」が行われた。
「鯛よし百番」は大正時代に建てられた遊郭、妓楼建築で国の登録有形文化財に指定されている。建物の基礎、外装、内装が大きく劣化していることから、保存・修復を目的としたクラウドファンディングを8月10日まで実施している。
大阪市立金塚小学校(阿倍野区)の児童と保護者を対象に行われた見学会は、同店の保存・修復プロジェクトに取り組んでいる「MICRO HERITAGE」が、「鯛よし百番」のことや地域の歴史を学んでほしいと企画した。